店主が見極める奥深き“飲みごろ”ワイン! 大阪・西天満『wineshop mature』

大阪・西天満の地に佇む『wineshop mature』。店主の確かな経験と確かな技で見極められる“飲みごろ”を迎えたワインの数々が、あなたを待っています。

伝えたいのは熟成ワインの魅力

2017年に開店した『wineshop mature』。ここは15人ほどがスタンディングでワインを楽しめるテイスティングカウンターが併設されたワインショップです。カウンターではショップでも販売している赤・白ワインをはじめシャンパーニュ、ハードリカーや食後酒までを合わせると15種ほどのお酒を実際に味わいながら購入することができます。

『wineshop mature』内観
ワインがズラリと並ぶセラーを背に、好みを伝えてテイスティングすることができます。
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店主の弓場直人さんはホテルでソムリエとして勤務していた頃に、熟成ワインの魅力に開眼。時間を重ねてこそ出てくる味わいの深みや飲みごろを見極める面白さ、そして難しさに夢中になったといいます。そんな弓場さんが自身のショップに置いているワインで大切にしているのが先にも出てきた“飲みごろ”。仕入れてからの温度管理と弓場さんの確かな目で一番おいしい飲みごろを見極め、販売をしているのが特徴です。

『wineshop mature』弓場さん
店名のmature(マチュール)とは成熟の意。「熟成酒だけではなくて、寝かせて熟成した飲みごろを迎えたワインもご提供したいと思っています」と弓場さんは店名に想いを託します。
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出番を待つ世界各国のワインたち

セラーにはオーストリアやスロバキア、ドイツなど世界各国からワインをセレクト。コロナ禍を機に日本のワインにも目が向き、国内のワイナリーにも足を運んだことでその技術力の高さや確かなおいしさに気づいたという弓場さん。「僕の趣味が反映されているので、酸味とミネラル感のあるきれいなワインが多いですね」と笑います。

『wineshop mature』ワインセラー
ここにあるだけでおそらく2000本以上! 弓場さんのいう“きれいなワイン”は、料理との相性も抜群なのだそう。食中酒として店で提供するべく関西のシェフたちも足繁く訪れます。
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ワインを“愉しむ”テイスティングカウンター

ワインを買って帰りたい、でもあまり知識がない…という人ほど利用してもらいたいのがテイスティングカウンターです。カウンターで本日のワインを味わいつつ、弓場さんに好みを伝えて導いてもらったりおすすめを聞くなどしっかりと相談するのが購入のコツ!

『wineshop mature』テイスティングカウンター
物腰柔らかな弓場さんとお話すると、ワインがある食卓の豊かさに気づかされます。
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テイスティングカウンターで味わえるワインはグラスで600円〜。テイスティングだからこそのリーズナブルな価格で提供されていますが、週末にはスペシャルなワインを開栓して楽しむイベントも開催。気軽なフードと一緒にいただけるので、すっかり心も緩んで心地よい時間が過ごせます。

『wineshop mature』チーズ3種
「チーズ3種」800円。この日はブリーチーズのブリールスティック、パルミジャーノとゴーダチーズのいいとこどりだというプリマドンナ、ウォッシュタイプながらクセの抑えられたタレッジョの3種とドライフルーツが。
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『wineshop mature』鴨のリエット
店頭の冷蔵ショーケースでテイクアウトも可能な「鴨のリエット」 600円。シャルキュトリーは「シェフの情熱が素晴らしくて」と、八尾の人気店『Charcuterie Rossignol』のものをセレクト。国産の鴨を使用し、しっかりとニンニクが効いた味わいでワインが進みます。
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