
老舗菓匠が手がける、ナチュラルテイストのカフェ『tubara cafe』
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“あん”への想いから生まれた名物・生つばら
西隣に建つ『鶴屋吉信』直営のカジュアルなカフェ。名物は、和菓子やあんを食べる習慣があまりない世代にもその魅力を知ってほしいと考えて創作されたのが“生つばら”。本店他で販売されている、和菓子「つばらつばら」と同じ焼皮で、特製のマスカルポーネ×白あんブレンドを包んだ生菓子です。ちなみに「つばらつばら」とは、万葉集にも登場する「しみじみと、心ゆくまで」という意味の言葉とか。
小麦粉ともち粉を混ぜ合わせ銅板で焼き上げる皮はふわふわ、しっとりもちもち。岡山県産の貴重な白小豆餡にマスカルポーネをブレンドした特製餡は、プレーンと抹茶、ラムレーズンが定番。季節替わりのきなこや白味噌、オレンジ、塩レモン、栗など豊富なレパートリーから2種を加え、常に計5種を提供。好みの物を選んでドリンクと合わせるのも良し、5種すべてが食べ比べできるセットも用意されています。
日本茶はもちろん、コーヒーや紅茶にも合う、テイクアウトも可能な生つばらが常時イートインできるのは『tubara cafe』と東京・日本橋にある『TOKYO MISE』だけ。テイクアウト用は京都駅八条口の『IRODORI』でも購入できます(時期により『IRODORI』でもイートイン可)。
月替わりのスイーツメニューも人気
6月中旬から9月中旬までの期間限定で楽しめるのが、2種類から選べるかき氷。ふわふわに削った氷の中にいくつもの具材が入っていて、宝探しのように掘り出して味わえるのも人気を呼んでいるポイントです。
北区にある『サーカスコーヒー』の自家焙煎コーヒーをホロ苦いゼリーやシロップにして、たっぷり加える「珈琲のかき氷」の中には、小豆や白玉が隠れています。食べ進むとシャリシャリのコーヒーグラニテが現れ、かき氷とは違う食感で驚かせます。
かき氷のシーズンが終わるとパフェが登場。12月にはシフォンケーキ、1月から3月にかけてはおしるこなど、季節に合わせたスイーツメニューも魅力。『サーカスコーヒー』製のオリジナルブレンド、イチジクとキャラメルの甘い香りが特徴のフレーバーティーなど、ドリンクも多彩です。
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- 店名
- tubara cafe
- 住所
- 京都府京都市上京区西船橋町340-5
- 電話番号
- 075-411-0118
- 営業時間
- 11:30~17:30(テイクアウトは11:00〜)
- 定休日
- 火、水曜(祝日は営業)
- 交通
- 地下鉄今出川駅から徒歩10分
- 席数
- テーブル16席
- メニュー
- 生つばら2個とお飲みもの1430円、生つばら食べ比べ(5個入)1954円、かき氷1485円。
- 外国語メニュー
- 英語
- https://www.instagram.com/tubaracafe/
- 備考
- 無料駐車場あり(最大8台、『鶴屋吉信 本店』共用)

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