高いやん!と思ったら…。『タイムアウトマーケット大阪』新店6店を実食
5月から1000円台のランチもスタート
グラングリーン大阪南館地下1階にある『タイムアウトマーケット大阪』は、世界各地で展開されるフード&カルチャーマーケットの日本初進出施設として昨年オープンしたフードマーケット。が、正直なところ「単価が高い」「インバウンド向け?」と、普段使いには難しいという噂も。
しかしこの5・6月、店舗の入れ替えを終え新たに6店が入店。5月にはすでに全店で1500円以下のランチがスタートしており、オフィスワーカーなどに向けターゲット層を拡大中です。
新ブランド全部食べてみました。ビュッフェ式のプレートも!
●破格のプレートを毎月繰り出す『Le Chef du Mois』
まず最初に驚いたのが『Le Chef du Mois』。フレンチ界で有名な『リュミエールグループ』総料理長の唐渡シェフが監修し、月替わりで仏・伊・日・中などジャンルを超えたトップシェフが料理を担当。例えば今月は、野菜料理8種をお客さんが好みで取り分ける野菜プレートに、カスレとスープまで付いたランチが2000円!
●本店と違うチャーシューで勝負の『天命』
ラーメンマニアが大好きな“じんめん”グループによる新業態『天命』は、酒ソムリエ赤星慶太氏とのコラボレーション店舗。ラーメン4種、日本酒9種を用意し、それぞれのラーメンに合わせた日本酒をセレクトしています。昼から寄ってはアカン店ですね(笑)。特筆すべきはチャーシューが本店の厚切りとは違った「レアチャーシュー」であること。しっとり柔らかく、酒のつまみに良さそう……。
●万博の英国グルメ再び!『Furai Guys』
『Furai Guys』は英国と大阪の味をフュージョンさせたフィッシュ&チップスがウリ。衣に大阪産の青のりや七味などを加え、白身魚をふっくら揚げています。太めのポテトも手作りで、かなりビールが止まらない味です(なので、これも昼は危険)。
●韓国発・驚愕の柔らかチキン『まにぽぽ』
ここまでジューシーなフライドチキンがあるのか!と驚愕したのが、韓国料理の『まにぽぽ』。心斎橋の店を閉めて出店しただけあり、韓国風フライドチキンは唯一無二の味。ヤンニョム、ハニーマスタード、スノーチーズ、ネギ塩胡椒のタレでいただくので、8個全部食べても飽きません。
●たこ焼きと侮るなかれ『くれおーる』
「定番の『くれおーる』か……」と侮ってはいけません。こちらでは、「ポルチーニソースとパルミジャーノレッジャーノがけ」という、たこ焼きの域を飛び越えたイタリアンたこ焼きが待っています。口に入れると、すさまじいポルチーニ香。「Takoyaki is World Gourmet!」と叫びたくなるフュージョンたこ焼きです。
●ランチ限定メニューに注目『クンテープ』
大阪のタイ料理好きには説明不要な『クンテープ』では、ガパオライス、カオマンガイ、グリーンカレーなどが並びます。ガパオ&パッタイセットは、2種が楽しめる欲張りメニュー。ランチタイム限定で、タイの屋台で親しまれている「カオケン」も登場するというから気になります。
全17店舗、昼も夜も使い方は自由
もちろん、『肉といえば松田』『渡邊咖喱』『Seiichiro,NISHIZONO』といった既存の10店舗もお見逃しなく。フードマーケットなのでどの店で購入しても好きな席で味わえるし、月の半分以上はライブやステージショー、スポーツ観戦など何かしらのイベントも充実しているので、どんな用途でも立ち寄れるのが嬉しいです。
「高い」「おしゃれすぎる」「場所が分かりづらくて辿り着けない」などと囁かれていたタイムアウトマーケット大阪。おしゃれすぎるのと迷いやすいのは間違ってはいませんが(JRうめきた地下口をひたすら左!と覚えましょう)、敷居の高さはぐっと解消されました。
確かに中にはアッパーな価格の料理もありますが、リーズナブルな価格帯のメニューを大幅に増加し、「価格のボリュームゾーンを下に拡げた」という印象。つまり、デイリー使いも特別な日使いもできるよう、選択肢が増えたことですね。実際、一人でコーヒー片手にノマドワークする方や、携帯だけ持って連れ立ってやってくるシゴテキ風なオフィスワーカーも見かけました。昼からめっちゃ飲んでいるグループもいらっしゃいました(笑)。
大阪の選りすぐりの人気店が集まっているので、ここで大阪グルメオールスターが味わえ、実は観光客にとって穴場だと思います。
余談ですがこの取材の数日後、東京から来た知人をドヤ顔でここに案内しました。「たこ焼きもスパイスカレーもある!」と大層喜ばれました。
data
- 施設名
- タイムアウトマーケット大阪
- 住所
- 大阪府大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪 南館B1
- 営業時間
- 11:00〜23:00(22:00フードLO、22:30バーLO)
- 定休日
- 不定休(施設の定休日に準ずる)
- 交通
- JR大阪駅「うめきた地下口」からすぐ
- 席数
- 約800席
writer

猫田しげる
nekota shigeru
北海道出身。20年以上、グルメ誌、新聞地域面、旅行本、レシピ本などの編集・ライター業に従事。各地を転々とした挙句、現在は関西在住。「FRIDAYデジタル」などのweb媒体で記事執筆。めったに更新しない猫田しげるの食ブログ 「クセの強い店が好きだ!」と恐ろしくフォロワー数の少ないInstagramをヨロシク!
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