福井・鯖江『SAVA!STORE』でアップデートされた現代的工芸品に出合う
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鯖江市河和田町は、ものづくりの町
敦賀駅と大聖寺駅の間を走るハピラインふくい「鯖江駅」から、車で東へ15分ほど。周囲を山々に囲まれた鯖江市河和田町は、漆器とメガネの一大産地として知られるものづくりの町。人口4000人に満たない小さな町にも関わらず、数々の魅力的な地場産業に惹かれ、県外から移住を決めるクリエイターが年々増えている。
作り手と使い手を繋ぐ店
セレクトショップ『SAVA!STORE(サバストア)』は、その河和田町にある『錦古里(きんこり)漆器店』の隣に店を構える。運営しているのは鯖江市を拠点に活動するデザイン事務所『TSUGI(ツギ)』。‟次“の時代に向けて、その土地の文化や技術を引き‟継ぎ”、新たな関係性を‟接ぐ“ことを信念に、さまざまな企画に取り組む会社が、自社の事務所を兼ねて空き家を有効活用。作り手と使い手をつなぐ場へと生まれ変わらせた。
心くすぐるデザイン性とストーリー性
白を基調とした店内にスタイリッシュに陳列された500点以上のアイテムは、鯖江市のほか、越前町、越前市を含む越前鯖江エリアで作られた伝統工芸品が中心。全国的に有名なメガネ関連商品のほか、越前漆器や越前打刃物などが幅広く揃っている。
「伝統を守るだけでなく、時代に合わせてアップデートしている点も重視して商品を選んでいます」と、マネージャーの大畑恵美子さん。それゆえ、店に並ぶのは現代の暮らしに寄り添うデザイン性と機能性に優れたものばかり。素材の特徴や使い方に加え、商品の歴史や現代における変遷などさまざまな背景が丁寧に添えられていて、知られざる福井の文化を自然に学べるのが楽しい。
ほかにも、小学生の息子さんの自由研究をきっかけに商品開発が始まったという廃棄予定の野菜や果物で作られた紙文具があったり、編みレース専門メーカーが料理創作ユニットとタッグを組んで生み出したおしゃれな野菜ネットがあったり。未来を見据えて今を生きる作り手たちが手掛ける品々は、どれも誰かに伝えたくなる物語がある。
data
- 店名
- SAVA!STORE本店
- 住所
- 福井県鯖江市河和田町19-8
- 電話番号
- 0778-25-0388
- 営業時間
- 12:00~18:00(土・日曜は11:00~)
- 定休日
- 火・水曜
- 交通
- ハピラインふくい鯖江駅から車で15分
- メニュー
- 百笑の塩50g600円、FoodPaperメッセージカード594円、ベジネット737円~。
- 公式サイト
- https://savastore.jp/
writer
川島 美保
kawashima miho
両親曰く、「生まれた時から食いしん坊」。3歳の頃から庖丁を握り、8歳から菓子作りにハマる料理好き。趣味と実益を兼ねて食メインの編集兼ライターになり、気付けば20余年。酒は弱いが、味は好き。甘いものはいくらでも。食べたいものを好きなだけ食べられる健康的な身体造りを目指し、週2回の筋トレに励んでいる。
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