韓国・光州出身のお母さんの味。大阪・鶴橋『キムチの大盛屋』

大阪にいながら韓国旅行気分が味わえる鶴橋商店街の中にある『キムチの大盛屋』をご紹介。店頭にズラリとならぶキムチやチヂミ、のり巻きに目を奪われたら、ぜひ店内へ!充実の韓国料理でお酒がグイグイ進みます。

本場韓国の家庭の味

近鉄鶴橋駅の西出口から徒歩1分。鶴橋商店街に入ってすぐに位置する韓国料理の名店。20年以上前、この地でキムチの販売を始めた金淳児(キム・スンア)さん。キムチの味が評判を呼び、ピビンバや春雨の炒め物など本場の味を求めるお客さんのリクエストに応えるうちにテイクアウト&イートインの店として人気となりました。

『キムチの大盛屋』外観
店頭ではキムチやチヂミ、のり巻きを販売。店内で食べることも、テイクアウトすることも可能です。
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お店の原点ともいえるキムチは、定番の白菜、大根、きゅうりをはじめ、韓国でも人気のカニやチャンジャ、そして日本で特に人気という山芋やトマトセロリなど約30種類が揃います。
韓国ではそれぞれの家の味があるというキムチ。「使う調味料がどうこうというよりも、漬ける人の手によって味が変わってくるのがキムチなのよ」と金さんは話します。

プデチゲ&サンナッチ

朝8時から開店するこちらでは、午前中から韓国料理とお酒を楽しむ人の姿も日常茶飯事。チヂミやのり巻き、参鶏湯に冷麺など幅広いラインアップはさすがの一言。
人気なのは、ピリッとした辛味の中にコクのあるスープの旨みがたまらないプデチゲ。野菜や豆腐に加え韓国のハムやソーセージ、トッポギなど具がたっぷり! そして金さんのイチオシはサンナッチ(韓国ではよく食べられるタコの踊り食い)。韓国から届く小さなタコを、注文後ぶつ切りに。お皿に乗せてもウニウニと動くタコを、塩を加えたゴマ油でいただく豪快さがウケているのだそう。

『キムチの大盛屋』プデチゲ
「プデチゲ」1380円。辛みの中にも旨みがたっぷり。こちらはラーメン入り+200円。
『キムチの大盛屋』サンナッチ
タコの踊り食い「サンナッチ」は2000円〜。入荷状況によって価格が変わります。
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お店の目と鼻の先にある2号店でも、ほぼ1号店と同じメニューがテイクアウト&イートインが可能です。大阪にいながら本場の韓国の味をご堪能あれ。

『キムチの大盛屋』2号店
2023年の夏に2号店がオープン!
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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。