京都・五条の『バル agiyao』で、旬魚を使った気さくなバル料理を

京都・河原町から南へ。人通りが落ち着く五条にある、新鮮な魚をカジュアルに楽しめる『バルagiyao』。オーナー厳選の魚を使ったアラカルト料理を、約17種のグラスワインと共に味わえます。

肩肘張らずに楽しめるバル料理

オーナーが目利きした鮮魚のアラカルト料理を楽しめる『魚料理 あぎやお』。その1階に、「世代問わず魚をもっと食べてほしい」という想いでオープンしたのが『バルagiyao』です。

フォーマルな雰囲気の2階に対し、1階のこちらは、よりカジュアルな雰囲気。アヒージョやフィッシュ&チップスなどを気取らずに楽しめます。とはいえ、2階と同じく魚専門店として、シェフ・中野達也さんの繊細な技が随所に光ります。

『バル agiyao』シェフ・中野達也さん
シェフの中野達也さん。
10

素材の旨みを堪能できる皿

たとえば、バーニャカウダのソースは、低温で調理して骨まで柔らかく仕上げた旬のニシンを、白子と一緒にミキサーにかけたもの。塩味が利いたソースが、カブの甘味を引き立てます。

『バル agiyao』京都産小蕪のグリル ニシンで仕込んだバーニャカウダ
京都産小蕪のグリル ニシンで仕込んだバーニャカウダ1280円。
10

伝助穴子のパスタは、2時間かけて蒸した穴子をトロトロにして身をほぐし、ペースト状に。このペーストがよく絡むよう、螺旋形のフジッリを使用します。ひと口食べるごとに穴子の濃厚なだしを楽しめる一品です。

『バル agiyao』伝助穴子と菊菜のショートパスタ
伝助穴子と菊菜のショートパスタ1780円。
10

金目鯛のカルパッチョは、大きめの切り身で皮を炙り、塊で提供。客の好みに応じて切り分け、身の厚さや食感の違いを楽しませるというサービス精神も嬉しいです。

『バル agiyao』金目鯛のカルパッチョ
金目鯛のカルパッチョ2180円。
10

ワインのラインナップは、魚に合うよう白を中心にセレクト。グラスは約17種取り揃えているので、旬の魚との組み合わせを存分に堪能できます。

writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。