スパイス炒飯×和ダシカレー! 独創性が爆発する大阪・京町堀『あきらカレー』

今やカレー激戦区となった大阪・京町堀エリア。ここに飛び抜けた独創性を持つスパイスカレーと週末の夜限定のスパイス酒場で人気を博す、『あきらカレー』があります。

スパイスカレー激戦区の人気店

オフィス街であり住宅地でもあり、靱公園も擁する大阪・京町堀エリア。この街に店を構えているのが『あきらカレー』です。もともとこの地にあった日本酒居酒屋で店長を務めていた太田明さんが、夜の営業の傍らで昼限定の間借りスパイスカレー店を開業したのが始まりです。

『あきらカレー』外観
靱公園へは徒歩2分ほど。周辺にはオフィスも多く、ランチ時にはサラリーマンやOLがお財布を持って歩く姿が平日の日常です。
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居酒屋をはじめ、和食店や洋食店など数々の飲食店で料理人を務めてきた太田さん。自身も好きで研究を重ねていたスパイスカレーが大阪で大ブームになる中、「これは自分のカレーもいけるんちゃうかなぁと思って」と間借り営業を始めたと話します。

『あきらカレー』太田さん
この地で営業していた日本酒居酒屋が閉店するにあたり、そのまま場所を引き継いだ太田さん。その名残りもあって日本酒も豊富に揃います。
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スパイス炒飯×和ダシカレーの妙!

『あきらカレー』では、週替わりカレー1種類のみを提供するという潔さ! そのカレーがまた独創的で…。鉄鍋で豪快に炒めたスパイス炒飯に和ダシをしっかり効かせたスープ状のカレーを合わせるのが“基本スタイル”。注文が入るごとにスパイス&野菜で作られたオリジナルのカレーペーストを合わせて、パラパラのスパイス炒飯を作るところから始まります。

『あきらカレー』スパイス炒飯
コリアンダーやクミン、カルダモンなどの各種スパイスとニンニク、ショウガ、タマネギなどの香味野菜が合わさったペーストに白ネギも加えて調味。このスパイス炒飯が全てのカレーのベースになります。
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週替わりで1種類のみ提供というスタイルかつ、同じカレーが登場することもほぼありません。「自分自身が飽きちゃうから違うものを作りたいんです」と話す太田さんがこの日に作ったカレーは「無水チキンと甘夏ライタがけスパイス炒飯とムール貝クリームオムカレー」。このビジュアルからして、独創性の爆発を感じます!

『あきらカレー』無水チキンと甘夏ライタがけスパイス炒飯とムール貝クリームオムカレー1
この日はスパイス炒飯にオムレツをのせた店で人気のスタイル。イリコと昆布の和ダシに牛乳、生クリームとムール貝を合わせたカレースープ+トッピングに鶏モモ肉をスパイスやオイルを合わせ4時間かけて無水調理したチキン、さらに甘酸っぱさがいいアクセントとなる甘夏が。口に運ぶとカレーという概念はふっとび、斬新な創作料理を口にしている感動に包まれます。週替わりカレー1300円(ランチ時の価格)。
『あきらカレー』無水チキンと甘夏ライタがけスパイス炒飯とムール貝クリームオムカレー2
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週末夜限定のスパイス酒場

基本の営業は昼のみですが、金・土曜の夜は『スパイス酒場 あきらカレー』としても店を開けます。“スパイス酒場”の名の通り、居酒屋でよく目にするメニューにも全てスパイスが使われているんです!

『あきらカレー』タンドリーチキン天ぷら
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『あきらカレー』カツオのスパイスなめろう
天ぷらもなめろうも一般的な居酒屋で見るメニューですが、しっかりスパイスが効いていてお酒もグイグイ進みます。タンドリーチキン天ぷら〜タルタル〜(1個)350円、カツオのスパイスなめろう〜香味野菜のアチャール〜780円。
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スパイス酒場のメニューも固定ではなく、太田さんの気分によって変化。さらに昼のカレーもミニサイズで提供されます。あなたもきっと驚きのスパイス術のトリコになるはずです!