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東南アジアに魅せられた店主の想い出が潜むメニューが勢揃い! 大阪・福島『Cafe&Bar Sabaidee』

大阪・福島の如意山了徳院という寺院のすぐそばにある『Cafe&Bar Sabaidee』。東南アジアの国々に魅せられた店主によるエスニック料理がズラリと揃います。

ラオスをはじめとした東南アジアの料理を!

福島で“聖天さん”の愛称で親しまれている如意山了徳院のすぐそばにあるエスニック料理店。外に掲げられた看板…読めない人がほとんどというこちらは『Cafe&Bar Sabaidee』、Sabaidee=サバイディーとはラオスで使われている挨拶の言葉です。

『Cafe&Bar Sabaidee』外観
福島聖天通商店街と聖天通商店街のちょうど間の道を、聖天さんへと向かう通りに店はあります。
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店主の辻 裕之さんが青年海外協力隊として着任した先が、ラオス人民民主共和国。着任するまで全く興味がなかったラオスで暮らしてみたら、旧き良きものがしっかりと残る町と人の良さにも感動した辻さんはすっかり虜に! 帰国後も1年に1回のペースで現地を訪れるうち、日本にいながらもラオスや大好きな東南アジア国々とつながっていきたいと考えるようになり2013年にエスニック料理を提供するこの店をオープンしました。

『Cafe&Bar Sabaidee』辻さん、内観
店主・辻さんは元々教師で、理数科教師としてラオスに赴任しました。香港やシンガポールで暮らした経験も持ち「東南アジアの海が好きで海がある国へ赴任したかったけど、海のないラオスが赴任先に決まった時はまさか! と思いました」と笑います。
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『Cafe&Bar Sabaidee』内観2
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店主の想い出が潜むメニューがズラリ

お店で提供しているのはラオスをはじめ、辻さんが旅行で訪れてきたベトナム、そして暮らした経験のあるシンガポールや香港をルーツに持つエスニック料理です。

そしてラオスの代表料理がラープ。挽き肉を使いハーブやスパイスなどの調味料で和えた一皿です。現地では鶏肉や魚を使ったラープもあるそうですが、こちらでは牛挽き肉を使用。ミントとレモングラス、とうがらしにタマネギと炒ったお米を加え、ナンプラーとパデーックで和えます。ハーブの爽やかな香りとナンプラーの独特な風味の中にしっかりとうがらしが効いていて、口の中がビリビリ。ビールやハイボールを欲する味です。

『Cafe&Bar Sabaidee』ラープ
「ラープ」828円(提供はバータイムのみ)。ナンプラーに加えラオス料理には欠かせない調味料・パデーックも使用。魚を発酵させて作るパデーックが加わると、料理に奥行きのある味わいが生まれます。ラオス料理の隠し味的存在となる調味料なのだそう。
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そして「このスープが完成した時に、これはイケる! と確信しました」という自信作がベトナムフォーです。ツルッモチッとした米粉の平麺があっさりながらも旨みが凝縮された鶏ガラスープとよく合います。トッピングには朝引きの鶏モモ肉を同じスープでじっくりと炊いたもの、ネギともやしに加えたっぷりのパクチーが! 卓上に置かれている酢やラー油で自分の好みの味にしながら楽しむのが現地流です。

『Cafe&Bar Sabaidee』ベトナムフォー
飲んだ後にも優しく胃に収まってくれる「ベトナムフォー」964円。途中で酢を入れると、驚くほどスープの印象が変化。すっきりさっぱりとして、また箸が進みます。
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その他にも東南アジアの国々を歩き、さまざまなグルメを味わってきた辻さんならではのオリジナルカレーやベトナムコーヒー、水餃子にミエンガー(春雨スープ)、新嘉坡チキンライスなど、あらゆるエスニック料理が楽しめます。辻さんとそれらの国々の話に花を咲かせるのもいい時間になるはずです。

『Cafe&Bar Sabaidee』本気のまかないCurry
辻さんオリジナルの「本気のまかないCurry」1247円。クミンやカルダモンを効かせたポークカレーは鶏ガラスープで炊いたご飯と一緒に。とうがらしとハバネロで辛みを出しているため、しっかりガッツリ辛い!
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