辛ウマにハマる!香港仕込みの四川料理。大阪・福島『香港小菜 LEE』
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入魂の麻婆豆腐で愛され30年
創業は1996年、環状線福島駅のすぐそばでオープンし、今年で30周年を迎える関西香港中華の草分け的存在だ。
“唐辛子の魔術師”との異名を持つ店主の岡本 学(がく)さんが、本場・香港で学んだリアルな四川料理を再現。なかでも麻婆豆腐には熱烈なファンも多く、かつて大阪に麻婆豆腐ブームを巻き起こした火付け役とも言われている。
その麻婆豆腐、辛味のない塩味の「白」や激辛の「鬼」、鬼より辛い「魔辛」など4種類があるが「まずはこれから」という定番メニューが「紅(あか)」。
鶏ガラやトンコツ、昆布などで取ったスープをベースに、豆板醤や豆鼓(トウチ)、四川の花椒(フォアジャオ)、ラー油などで仕上げた一皿。ひと口目、ほんの一瞬甘みを感じるが、その後には容赦ない辛さが襲ってくる。とはいえ、複雑かつ重層的な旨みと香りにじわじわハマり、レンゲを持つ手が止まらない。
「常に感覚を研ぎ澄まし、醬や豆腐が最高の状態になるように集中して鍋の中を見ることが大事」と岡本さん。注文ごとに鍋を振り、その都度味を見て仕上げる。
一鍋入魂の麻婆豆腐、「紅」を食べればその味に魅せられ、次は無謀にも「鬼」を目指したくなったりして。
シコシコの細麺にビリビリ痺れる!
麻婆豆腐に次いで推したいのが、香港担担麺。見るからに辛そうな赤い沼に潜む麺を持ち上げ、恐る恐る啜ってみれば、細麺のシコシコとした歯ごたえがいい感じ。
中華の卵麺を一度茹でた後、水洗いしてぬめりを取り、しごくようにギュウギュウ揉むことで、本場の麺の食感に近づけているのだとか。
トッピングの甘辛い豚ミンチやポリポリのピーナッツの食感とも相まって快調に箸が進む進むと、思っていたら・・・。キタキタキターッ! 舌はビリビリ、黒酢の高貴な香りの後ろから四川山椒の強烈な刺激と辛さが迫ってくる。瞬く間に汗が吹き出すハイレベルな麻辣っぷり。ヒーヒー言いながらも複雑で深淵なコクに魅せられ、これまた箸が止まらない。バイオレンスな辛さと痺れっぷりにも屈しないという勇者は、ぜひチャレンジされたし。
肉肉しいゆでワンタンもぜひ!
もちろん辛い料理ばかりじゃなく、エビマヨや酢豚、炒飯など、定番の中華料理も各種ラインナップ。
「最近、なぜかよく出るんだよね」と岡本さんが首を傾げつつ薦めてくれたのが「ゆでワンタン(紅油抄手)」。ワンタンと聞いて、スープに浮かぶテロテロしたアレを思い浮かべたが、出されたそれは想定外の姿だった。
豚ミンチにネギ、ニンニク、ショウガなどを合わせた餡がギッシリ詰まったぼってり大粒のワンタンに、千切りの大葉がどっさりと。赤いタレにつけれて食べれば、ジューシーな肉汁が口いっぱいに溢れ、食べ応えも満点。ピリッと辛味あるタレが味わいを引き立て、添えた大葉がさっぱりとしたアクセントに。大ボリュームのワンタンがツルツルッと入ってしまう。これもまた現地で学んだ一品だそう。
創業30年の今も「クオリティアップのために食材や調味料を見直すこともあるし、常に自分の舌のスキルアップは怠らない」という岡本さん。
福島駅近くに潜むリトル香港で、本場の味をご堪能あれ!
data
- 店名
- 香港小菜 LEE
- 住所
- 大阪府大阪市福島区福島7-5-20 びびるビル2階
- 電話番号
- 06-6455-3990
- 営業時間
- 17:00〜23:30LO(土曜は17:30〜)
- 定休日
- 無休
- 交通
- JR福島駅から徒歩1分、JR新福島駅から徒歩6分
- 席数
- カウンター5席、テーブル18席
- メニュー
- ピータンと冷奴880円、炒飯1380円、エビマヨネーズソース1980円、豚ヒレ肉の四川辛味炒め1880円。青島ビール(小瓶)700円
- https://www.instagram.com/lee.g.okamoto/
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