• amakara.jp
  • おいしいお店
  • 大阪のビジネス街で愛され35年。肥後橋のレジェンドイタリアン『ピアノ ピアーノ』の今を味わう

大阪のビジネス街で愛され35年。肥後橋のレジェンドイタリアン『ピアノ ピアーノ』の今を味わう

名店とは、たとえ作り手が変わったとしても、軸足はブレないものだ。大阪のビジネス街で長く愛されるイタリアン『ピアノ ピアーノ』も、時代に沿って担い手は変わったが、シンプルで食べ飽きないイタリア料理を提供し続けている。

創業35年、レジェンドイタリアンがリニューアル!

今から35年前、まだオープンキッチンのレストランが新鮮だった1991年に、わずか13席のカウンターでスタート。バルサミコ酢やゴルゴンゾーラチーズなど、当時、まだ日本ではそれほど馴染みのない本場の調味料や食材を使ったイタリアの郷土料理で一躍人気の店に。

3年後に現在の場所に移転、関西のイタリア料理界の先駆者として“イタリアの食文化”を発信し続けてきた『ピアノ ピアーノ』。一時は閉店していたが、創業シェフ・村上卓央さんのもとで長らく腕を磨いて独立した、北浜『リルチェンテ』の橋本智也シェフが代表に就任。2025年1月に新生『ピアノ ピアーノ』としてリニューアル、新たなスタートを切った。

『ピアノピアーノ』の店内
昼間は外光が差し込む明るく開放的な空間。間隔をゆったり取ったテーブル席は居心地がよく、ワイン片手におしゃべりも弾み、ついつい長居をしてしまう。
10

DNAを受け継ぐ食べ飽きない料理たち

広いオープンキッチンを見渡せるカウンターの上には、カボチャのオイル漬けやサツマイモのマリネなど季節の野菜を使ったものから、シチリア風イワシのベッカフィーコなど定番の前菜がずらり。
「イタリアの郷土料理を中心に、シンプルで食べ飽きない料理を届けたいと思っています」と店長の池田美穂さん。

『ピアノピアーノ』のスタッフ
右から、村上シェフの時代から20年以上、『ピアノ ピアーノ』一筋、店長の池田美穂さん。現在のオーナー・橋本シェフのもとで長年経験を積んできた梅井陽平さん(中央)と舛田 響さん。DNAを受け継ぐ若いスタッフたちが、この先も10年、20年と店を守り、進化させていくことだろう。
10

黒板のアラカルトメニューには、カルパッチョやタリアータ、手打ちパスタなど、素材を生かした『ピアノピアーノ』らしい料理が並ぶ。カルパッチョのカツオは、村上シェフの時代から付き合いのある鶴橋の魚屋から仕入れた和歌山産。「エシャロットやショウガに粒マスタードをきかせた定番のソースで召し上がっていただきます」。

『ピアノピアーノ』のカツオのカルパッチョ
「食べ応えあるように」と極厚に切った和歌山産カツオのカルパッチョ2200円。皮目だけをサッと炙り、ショウガや粒マスタードなどを合わせた創業時からの定番ソースで。
10

一方、手打ちパスタは、新しく始めたという鴨のコンフィにキノコを合わせたタリアテッレ。受け継いだDNAを大切にしながら、少しずつ新しいことにも挑戦していきたいという。

『ピアノピアーノ』の鴨のコンフィのタリアテッレ
鴨のコンフィのタリアテッレ1980円。3時間ほど、じっくりと火を通した鴨肉は柔らかで旨み濃厚、モチモチとした歯ごたえのパスタと好相性。
10

北から南まで揃うイタリアワインと一緒に

ゆったりした店内は、昼も夜も、一人でも大勢でもと、使い方は自在。ディナータイムには、コース料理はもちろん、アラカルトをアテにワインを楽しむ客の姿も多いとか。「北から南まで、味わいも多彩なイタリアワインを取り揃えています」と池田さん。何を飲もうか迷ったら、ソムリエでもある池田さんに、料理や好みを伝えて選んでもらうのもいい。

『ピアノピアーノ』の店内
10

グランドメニューには、生ウニのパスタや鴨ロースとルッコラのサラダ、創業時から変わらぬレシピで作る伝説のティラミスなどロングセラーの名品も健在だ。
昔を知る常連客はもちろん、そうでない人も。素材の魅力がイキイキと感じられるイタリアンを、ゆったりとくつろげる空間で楽しんでいる。

『ピアノピアーノ』のタリアータ
いわて門崎丑のタリアータ4400円。味付けは、ピリッと辛みのあるトスカーナのオリーブ油と塩でシンプルに。仕上げにパルミジャーノ・レッジャーノを削って。赤身肉のおいしさをダイレクトに味わえる「いわて門崎丑のタリアータ」には、キャンティなどを合わせたい。
『ピアノピアーノ』のタリアータ
10
『ピアノピアーノ』の写真
10

recommend

読まれている記事

『あべのハルカス近鉄本店』お菓子売り場がリニューアル。百貨店初&関西初が続々!

兵庫・伊丹『KUROPURI』。フレンチのシェフが手がける「クロワッサン」と「プリン」の専門店

京都『和菓子&ワイン 養老軒』が届ける フルーツ大福とワインの楽しみ方

「りくろーおじさんのチーズケーキ」おいしい理由&並ばず買える方法も

安田淳一監督【前編】待ってました! 日本アカデミー賞「侍タイ」スピンオフドラマ放送。独占インタビュー

『資さんうどん』広報がこっそり教える!「実はコレも食べてほしい」隠れた名物

『粟玄』の和洋[大阪]老舗おこし屋のモダンな名品

絶対に失敗しない「くたくたブロッコリーのタラコスパゲッティ」『寺町コロンボ』のひと手間レシピ

【番外編】俳優・津田寛治さん絶賛の「おたべ」。進化系、変化球に驚き!

ギネスビールが生む深いコク。大阪・中津『IRISH CURRY』の名物ポークカレー