中国料理×自然派ワインに酔える大阪・靱本町『中国菜SHIN-PEI』

大阪・靭公園からすぐ。ビジネス街の一角にある10数席の小さなお店。ソムリエ資格を持つ店主が営む『中国菜SHIN-PEI』には、200種近くの自然派ワインが常時スタンバイしています。水餃子や麻婆豆腐にワインという、意外な美味しい出合いを愉しめます。

店主は、シェフ兼ソムリエ!

2015年にオープンした『中国菜SHIN-PEI』オーナーシェフの中田真平さんがかつて腕を磨いたのは、大阪・谷町にある人気中国料理店『青藍(せいらん)』。
そこでワインと中国料理の可能性に目覚めた結果、ソムリエ資格も取得するほどワインにのめり込んだ中田さん。自身のお店でもワインとのペアリングをテーマに、フランス・ギリシャ・オーストリアなど、世界各国から200種以上の自然派ワインを揃えています。

『中国菜SHIN-PEI』店主
『青藍(せいらん)』では料理長を務めた経験も持つ店主の中田さん。
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夜は季節感溢れるコース

ワインペアリングに興味がある方は、ぜひ夜に。完全予約制で8800円のコースのみ。アミューズ(小前菜)から始まり、前菜盛合せや春巻きなどの点心、海鮮・肉料理の主菜、締めの麺やご飯など、計8~9品から成るコースは、季節の食材を生かした月替わり。何がどんな風に出るかは、その日のお楽しみです。

ワイン選びは予算だけ伝えて、あとは中田さんにお任せするのがベター。例えば、上海黒酢のエキゾチックなソースでいただくセロリと春菊の水餃子なら、合わせるのはオーストリア産のロゼワイン。「自然派のロゼワインは、香り豊かな料理と相性がいいんですよ」など、分かりやすい説明付きで、気負わずワインを堪能できます。

『中国菜SHIN-PEI』料理イメージ
紀州うめどりのパリパリ揚げ、セリと春菊の水餃子などコースの一例。ワインはグラスで1000円~。
『中国菜SHIN-PEI』店内
ワインと中国料理を楽しむためのモダンな空間に。
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お得な1200円の酢豚ランチも

食事メインのいたってカジュアルなランチもお薦めです。黒酢豚・麻婆豆腐・担々麺の3種から主菜を選択可能。そこにサラダ・蒸し鶏・スープ・ライスが付いて1200円と、ボリューム充分のお得な内容です。

なかでも一押しは、開店時から超人気のブランド豚で作る黒酢豚。中国浙江省の黒酢・日本の米酢・フランスのバルサミコ酢と、3カ国3種の酢をブレンドしたタレの複雑な旨みとフルーティーな酸味が、クセになる味です。

『中国菜SHIN-PEI』の黒酢豚
ランチの主菜・ブランド豚を使った黒酢豚。
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amakara.jp編集部

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