オリジナルのクラフトビールを、兵庫・三宮『スターボード』にて

自社醸造のクラフトビール

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ずらりと並ぶタップは、自社で醸造した「神戸ビール」を含む約15種のビール。自社の醸造所に加え、お店の近くには小さな醸造室も。ここでは発酵の進行具合などを丁寧にチェックし、毎日出来立てのビールを提供しています。
醸造室のワンパッチは60Lという少なめの量。「小回りの利く小さいタンクなら、料理に合わせてつくれるから」とは、『スターボード』の代表・四宮由華さん。

『六甲ビール醸造所』の創業者で父の中島郁夫さんの影響を受けてか、「ビールを旬の野菜を育てるようにつくりたい」という想いを募らせたそう。そこでパブの開店をきっかけに、自身でもビールの醸造をスタート。ローストしたココナッツやミントなどの副原料を使用して、さまざまな風味のビールづくりに挑戦しています。

一番人気は、ここでしか飲めない、常時4種類ほどを展開しているという「オリジナル」。グラスで気になるビールを試すのはもちろん、初めてなら、「オリジナル」3種と「六甲ビール」を含む6種の飲み比べセット（1800円）もおすすめです。

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ビールが進む、豪快な料理

もちろん、料理のメニューにも抜かりはありません。本場イタリアで3年間修行したシェフが手がける料理は、ビールと相性抜群のものばかり。

例えば、ローストビーフやローストポーク、パテ・ド・カンパーニュなどがのった「お肉の3種の盛り合わせ」。ぎゅっと詰まった肉の旨みが、モヒートヴァイツェンのミントや小麦由来の爽やかな風味とよく合います。 ブロッコリーと釜揚げシラスのガーリックマリネなどが盛られた「前菜盛り合わせ」や、「ムール貝のビール蒸し」（夏季限定）も、ビールのお供にぴったり。

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今後は、「ホップの香りが際立つビールづくりを目指したい」と話す四宮さん。この先、どんなビールに出会えるのかが楽しみなクラフトビール店です。