ウラなんばきっての人気ダイニング。大阪・なんば『DININGあじと』

大阪・なんばの道具屋筋商店街からすぐのところにある『DININGあじと』。ワイワイガヤガヤしたミナミらしい店も多い界隈ですが、ここでは大人がゆっくりと食事とお酒を楽しめます。人気店ゆえ、ランチは行列必至&ディナーは予約を。

ウラなんばの名物店

前身の「吟醸酒Bar C’s Bar」が南海通にオープンしたのは1977年のこと。今の道具屋筋そばへの移転を機に「DININGあじと」と改名して、20年以上この地に根を下ろすウラなんばの名物ダイニング。常時50種を揃える日本酒やワインと和洋折衷の多彩なお料理が楽しめると、ディナータイムは予約必須の人気店です。

『DININGあじと』外観
道具屋筋商店街の一本東の筋に位置する『DININGあじと』。扉に描かれたトレードマークのふくろうが迎えてくれます。
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店を切り盛りするのは佐藤敬太さん・深幸さんご夫妻。「作っている人の顔が見える安心した素材を使って、気取らないお料理をお出ししたくて」と深幸さんがローストビーフを仕上げれば、酒造りの経験まで持つほど日本酒への造詣も深い敬太さんが「お客様のワガママを聞きたいし、応えたいんです」と、接客での会話もヒントにして料理にマッチする一杯をサーブ。その時々の食べたい・飲みたい気分にするりと寄り添ってくれるので、心地よい時間を過ごせることもこの店の魅力です。

『DININGあじと』佐藤さんご夫妻
料理を担当する奥様の深幸さんと、サービスを担当する旦那様の敬太さん。
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和洋折衷、多彩なメニュー!

深幸さんがホテル出身のシェフと共に作り上げる料理は、ポテトサラダにさつまあげ、メンチカツにカルパッチョ、お造りにグラタンにステーキと、まさに店名を体現する充実ぶり。スターメニューの「特製ローストビーフ」は、程よい脂と赤身の柔らかさが特徴の黒毛和牛のうちヒラを低温でじっくりと火入れ。わさびを付けて日本酒と、アンコールペッパーの塩漬け&マッシュポテトと合わせてワインとも楽しめます。そのほか、小さなフライパンで供され、食べる直前にうずらの卵を落としてタレを絡める「名物なんこつ入りつくね」も外せません。

『DININGあじと』特製ローストビーフ
特製ローストビーフ2480円。メニューの中でも肉料理は大充実。黒毛和牛を使ったメニューの他にも、鶏や鴨料理などが揃います。
『DININGあじと』名物なんこつ入りつくね
名物なんこつ入りつくね680円。
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カウンター席とテーブル席が同居する1階は気軽な仲間と、重厚な雰囲気のテーブル席が並ぶ2階はハレの日と使い勝手も抜群。会話も大切にしたい人との食事に、ぜひ訪れたい一軒です。

『DININGあじと』2階内観
2階の内観。
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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。