旬菜尽くしのイタリアン。大阪・門真市『タンタ フェリチッタ』

大阪門真市の『タンタ フェリチッタ』。木目調のインテリアや赤レンガを取り入れた温かみのある店内では、関西のイタリアンの名店で修業を積んだシェフによる季節の食材を使ったオリジナルメニューが堪能できます。

この道15年以上の実力派シェフ

京阪大和田駅から徒歩18分の、第二京阪道路の高架下。黄色い洋風な外壁と、青いシェードが目を引くのが『タンタ フェリチッタ』です。「この場所だからこそ、好みに合わせたコースも、『塩分控えめで』なんてリクエストも応えます」とは、オーナーシェフの喜多正人さん。

喜多さんは、関西のイタリアンの名店『ポンテベッキオ』で15年勤めた経験を持つ方。その経験と明るいキャラで繰り出すのは、新鮮野菜をふんだんに使用した気取らない料理ばかりです。

『タンタ フェリチッタ』喜多シェフとその奥さんの知美さん
喜多シェフ(左)と、その奥さんの知美さん(右)。この地を選んだのは、知美さんの地元だからだそう。
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新鮮野菜たっぷりの元気なイタリアン

「高知の田舎育ちなので、とにかく野菜が大好き」と話す通り、野菜を主役に、肉や旬魚を組み合わせた料理が特徴。例えば秋なら、しろ菜や春菊、下仁田ネギなどがメニューにお目見え。

「大阪産しろ菜を美味しく食べるため」の一皿は、中央に盛り付けられたしろ菜が存在感抜群。アワビの肝を混ぜた、濃厚なバーニャカウダソースと合わせることで、その旨みをグッと引き立てます。

『タンタ フェリチッタ』「大阪産しろ菜を美味しく食べるため」の一皿
料理はパーティープラン4180円~(全8品)から。ワインにもよく合う、「大阪産しろ菜を美味しく食べるため」の一皿。
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そのほか、トロトロに煮込んだ猪肉の上に、春菊を贅沢に盛り付けた「丹波産猪肉と丹波栗のフェトチーネ」や、白菜やイチジクのソースをまとわせた「骨付き三田ポークの低温ロースト」なども、野菜好きな喜多さんだからこそ生み出せるメニューです。

『タンタ フェリチッタ』「丹波産猪肉と丹波栗のフェトチーネ」
猪鍋を表現したという「丹波産猪肉と丹波栗のフェトチーネ」
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『タンタ フェリチッタ』「骨付き三田ポークの低温ロースト」
「骨付き三田ポークの低温ロースト」
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長期熟成させた生ビールやフリージングハイボール、イタリアワインなど、お酒のメニューも充実しています。旬味あふれる元気なイタリアンにおいしいお酒。そして心づくしのおもてなしも感じられるので、少し足を延ばしてでも訪れたいお店です。

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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。