関西酒を唎き酒セットで。大阪・堺筋本町『楽酒楽肴 越冬』

大阪・堺筋本町駅から歩いて5分の場所にある『楽酒楽肴 越冬(らくざけらくとう えっとう)』。25〜30銘柄もの地酒を常時取り揃えており、日本酒好きにはたまらない居酒屋です。全種試せる唎き酒セットもありますよ。

人気は全種試せる唎き酒セット

もともと酒好きだったという店主の船越政利さん。呑み仲間だったという谷口冬子さんとともにオープンしたのが『楽酒楽肴 越冬』。開業前に地酒を取り扱うお店をいくつか訪れたところ、関西のお酒、とりわけ大阪の地酒に出合うことが少なかったそう。そこで、「逆に取り揃えることにした」と、船越さん。

「でも、知らない銘柄はなかなか注文しないよね」という冬子さんの言葉をきっかけに、全種類楽しめる唎き酒セットも導入。これが好評で、好みの銘柄を見つけるべく、セットをおかわりするお客さんも多いそうです。

またアテのメニューには、ハーフサイズをできるだけ設定。「一人呑みでもいろいろなアテを楽しみたい」という、酒好きの心がわかっているお二人だからこその心配りです。

 『楽酒楽肴 越冬』船越政利さんと谷口冬子さん
店名の「越冬」は、船越政利さん(右)と谷口冬子さん(左)の名前から。
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日本酒とアテのマリアージュを

おすすめの日本酒は、大阪「片野桜」、滋賀「美冨久」、奈良「花巴」の山廃セット。山廃とは、山廃仕込みとも呼ばれ、手間ひまをかけて日本酒をつくる、昔ながらの製法です。

 『楽酒楽肴 越冬』魚の塩麹漬け焼
魚の塩麹漬け焼き720円、大阪しろ菜の煮浸し450円、唎き酒セット30ml×3杯600円。
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合わせるアテは、すべて店主・船越さんが担当。どれも丁寧で優しい味わいです。
「腐乳と酒盗のミニピザ」には、麹をつけた豆腐を塩水の中で発酵させた腐乳と酒盗などを。そこにおすすめのセレクト、甘みと酸のある重めの滋賀「美冨久」を。腐乳と合わせると軽く、酒盗なら塩味が利いてキリッとした味わいに。
このように、アテとの組み合わせで、味の変化を楽しめるのも同店の魅力の一つなんです。

『楽酒楽肴 越冬』ミニピザ
酒盗と腐乳のミニピザ550円。
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「どの日本酒を頼んだらいいかわからない…」という方は、船越さんと冬子さんが日本酒選びをサポートしてくれます。日本酒をこよなく愛するお二人なら、きっと“お気に入り”の一杯に出合わせてくれるはずです。

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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。