羽田美智子さんが教える京都。『三嶋亭』私の好きな楽しみ方
「京都へ帰ってきた」と感じる場所
「今も昔も変わらないすき焼きのおいしさはもちろんですが、お店の方が目の前で焼いてくださる時間も含めて、ごちそうなんです」。時代劇やドラマの撮影、旅番組などで幾度となく京都を訪れてきた羽田さんにとって、『三嶋亭』は「京都へ帰ってきた」と感じさせてくれる特別な一軒だという。
『三嶋亭』の創業は、明治6年(1873年)。文明開化の頃から京都の牛肉文化を支え続けてきた、150年以上の歴史を刻む老舗である。
店先の暖簾をくぐると、静かな座敷へと案内される。街なかにありながら、一歩足を踏み入れるだけで時間の流れが変わる。その空気もまた、この店の大切なおもてなしだ。
看板料理はもちろん、すき焼き
選び抜かれた黒毛和牛を、仲居さんが一枚ずつ焼き上げてくれる。砂糖をまとわせ、醤油の香りを立たせながら、肉がもっともおいしくなる瞬間を見極める。
変わらない店構え、熟練の仲居さんの所作、季節ごとにかわる京都の空気。そのすべてが『三嶋亭』の歴史をつないでいる。新しい店が次々と誕生する中で、『三嶋亭』が特別なのは、守り続けることの価値を教えてくれるからだろう。
五代目店主の新たな挑戦は“ステーキ”
現在、暖簾を受け継ぐのは五代目店主・三嶌太郎氏。歴史ある『三嶋亭』を守りながら、新たな挑戦にも取り組んでいる。
「実は、ステーキも本当においしいんです」と、羽田さんが笑顔でそう付け加えた。
通常、三嶋亭本店で味わえるのは、代々受け継がれてきたすき焼きが中心。羽田さんが絶賛するステーキは、三嶌さんが新たに手がけたステーキ専門店『翁樹庵(おうじゅあん)』でいただくことができる。
「10年ほど前から世界的なブランド黒毛和牛を“すき焼の伝統”と新たな“炭焼きステーキ”で皆様にご提供したいと思い、『翁樹庵』を開きました。『三嶋亭』では、これからも、伝統を守り続け、進化させたり、革新的なことも挑戦したりしながら、お客様の幸福や健康に役立つ料理を提供したいです」と三嶌太郎氏。
「あなたの知らない京都旅」
京都を知り尽くした案内人とともに、定番観光地だけではない"もうひとつの京都"を巡る旅番組。歴史や文化、食、人との出会いを通して、京都の新たな魅力を紹介している。
*羽田美智子さん出演回は、7月20日21:00〜BS朝日にてオンエア。
乙訓エリアを中心に西山の寺院や自然、地域に息づく文化を訪ねる。
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テレビ朝日系ドラマ「夏色の雲が恋と嵐をまきおこす」(土曜23:00~) に出演中!
番組情報はコチラ
次回は、羽田美智子さんが案内する京都の“庶民派”グルメ。お楽しみに!
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- 店名
- 三嶋亭 本店
- 住所
- 京都市中京区寺町通三条下ル
- 電話番号
- 075-221-0003
- 営業時間
- 11:00〜21:00(20:00最終入店)
- 定休日
- 火曜、不定休(祝日の場合は振替あり)
- 交通
- 地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩5分
- メニュー
- すき焼き/昼コース8591円、月コース17545円、極上コース21780円、花コース24200円、極上花コース28435円。
テイクアウト/ミンチカツ(生)540円、ミンチカツ(揚げ)562円、すき焼弁当2916円、特製弁当6480円。
- 店名
- 翁樹庵
- 住所
- 京都市中京区柳之馬場通三条上ル油屋町87
- 電話番号
- 075-222-0017(予約専用)、075-221-0003
- 営業時間
- 12:00〜16:00(13:00最終入店)、17:30〜21:00(19:30最終入店)※完全予約制
- 定休日
- 水曜、不定休
- 交通
- 地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩4分
- メニュー
- 季節のおまかせコース25410円のみ
writer
中野 弘子
Nakano Hiroko
京都コーディネーターⓇ&フリー編集者。京都の月刊情報誌「Leaf」編集長時代に「町家でごはん」を企画。京都の日常暮らしから全国の伝統文化、エンタメなどを多数取材。著書「よそさんが心地いい京都」(交通新聞社)、ペンネーム古瀬ヒロ著「京都謹製きもの和こもの」「京都いっぴん日用品」(淡交社)などがある。
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