【番外編】羽田美智子さんのお薦めは『紫野和久傳』の「れんこん菓子 西湖」
「西湖」は贈り物にもとても喜ばれます
「和三盆のやさしい甘さと、もちもちした食感が好きなんです。笹を開いた瞬間に広がる香りも上品で、贈り物にもとても喜ばれます」と、羽田さんが魅了されたのは、その繊細な味わい。和三盆のやさしい甘さと、れんこんのでんぷんから生まれる、なめらかさと口あたり。わらび餅とも葛餅とも異なる、独特の食感は、一度味わうと忘れられない。
料亭がルーツの『紫野和久傳』
紫野和久傳は、京丹後・峰山で料理旅館として創業した料亭『和久傳』をルーツに持つ。四季折々の食材と向き合い、旬を慈しむ料理人の感性から生まれた菓子は、食事の余韻をやさしく締めくくる存在。
おもたせの紫野和久傳を開いた時、お弁当の片隅に入れていたその西湖が評判を呼び、「持ち帰りたい」「贈り物にしたい」という声が寄せられるようになったことから商品化されたという。
今では不動の根強い人気と、全国に多くのファンを持つ。京都市内には、堺町店、大徳寺店があるが、新幹線に乗る前なら、ジェイアール京都伊勢丹店で買える。
激レアすぎる!日持ちは当日の「蓮のつゆ」
そしてもう一つ。編集部がお薦めするのは、ジェイアール京都伊勢丹限定商品「蓮のつゆ」。蓮粉と和三盆糖だけを練り上げ、のちに「れんこん菓子 西湖」へとつながる笹巻き菓子が復刻されたもの。京都市内の工房から数量限定でしか入荷しないので、出合えたら、ぜひ味わってみてほしい。
暑さで食欲が落ちやすいこの季節だからこそ、冷蔵庫でよく冷やした西湖をいただく時間は格別。
中国の蓮の美しい西湖から命名されたという紙箱には、中国・北宋時代の儒学者である周敦頤(しゅうとんい)が著した漢文『愛蓮説(あいれんせつ)』の一節がさりげなく記されている。料亭が育んできた美意識をそこかしこに感じられる、おもたせは、大切な人への贈り物にもお薦めだ。
羽田美智子さんはテレビ朝日系ドラマ「夏色の雲が恋と嵐をまきおこす」(土曜23:00~) に出演中!
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- 店名
- 紫野和久傳 ジェイアール京都伊勢丹店
- 住所
- 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹 B1F
- 電話番号
- 075-352-0345
- 営業時間
- 10:00〜20:00
- 定休日
- ジェイアール京都伊勢丹に準ずる
- 交通
- JR・近鉄・地下鉄京都駅直結
writer
中野 弘子
Nakano Hiroko
京都コーディネーターⓇ&フリー編集者。京都の月刊情報誌「Leaf」編集長時代に「町家でごはん」を企画。京都の日常暮らしから全国の伝統文化、エンタメなどを多数取材。著書「よそさんが心地いい京都」(交通新聞社)、ペンネーム古瀬ヒロ著「京都謹製きもの和こもの」「京都いっぴん日用品」(淡交社)などがある。
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