北海道 大地を味わう~番外編・前編/十勝[PR]

北海道 大地を味わう〜十勝〜

6月中旬。記事作りのため北海道に飛んだ取材チームは、十勝ではグランピング施設やシャルキュトリー、チーズ工房へ(発売中の本誌9月号参照)。その道すがら見つけたおすすめスポット、誌面には載せきれなかったこぼれ話をこちらでご紹介。発売中の本誌9月号とあわせてご覧ください!

(撮影/内藤貞保 文/小林明子)

帯広で豚丼

新千歳空港から十勝へ車を走らせること2時間強。高速を降りたのは、帯広。といえば…名物「豚丼」でしょう!! ということで、常に行列ができる人気店『ぶた丼のとん田』へ。昨夏、倍の席数がある店舗に移転。待ち時間は少し短くなったらしいが、平日の14時を過ぎても駐車場は満杯。豚丼を求める客が次々と訪れていた。ぶた丼のとん田
お目当ての豚丼は、基本的な位置づけのロース、脂ののったバラ、他店にはあまりないヒレの3種(各780円)。ここにサービス品として、ロースとバラの盛合わせや大盛などが加わるため、迷いに迷った末、バラのオニオン乗せ(820円)に決定! 十勝産の生肉を手切りして網焼きするバラ肉の脂は意外にさっぱり。甘辛ダレのしみたご飯と相まってとろける旨さ。オニオンスライスが良い仕事してます!

ぶた丼のとん田

●北海道帯広市東10条南17-2 電0155·24·4358 営11:00~18:00(なくなり次第終了)休日曜


十勝の朝は炊きたてご飯

『フェーリエンドルフ』の朝食
北海道十勝十勝で宿泊したグランピングリゾート・中札内農村休暇村にある『フェーリエンドルフ』の朝食(1000円)の主菜は「ご飯」!かまどに薪をくべ、約30分かけて羽釜炊きする白飯は輝くばかり。得も言われぬ良い香りが空腹を刺激する。やや硬めに炊かれているのだが、これにはワケが…。村内の鶏舎で平飼いされている鶏の生みたて卵をご飯にかけてほしいからなのだ。卵かけご飯専用の醤油も作っていて、お替わりはいくらでもOK。近くで栽培されている名産品・山芋の漬物、卵の一夜漬け、特製のベジタブルラー油などの副菜もご飯を進ませる。日によっては、白米と炊き込みご飯、2種類が炊かれることも。

フェーリエンドルフ

●北海道河西郡中札内村南常盤東4線 電0155・68・3301 営in14:00~、out~11:00 休無休


畜産大で乳製品

畜産大で乳製品『ぶた丼のとん田』から数キロの地点にある国立『帯広畜産大学』は、地元では“畜大”の愛称で親しまれている。動物病院で診療を受け入れるなど、地域に向けての取り組みも盛ん。観光客も入れるキャンパス内の大学生協売店では、乳製品や限定グッズなどが購入できる。乳製品作りの歴史は古く、1962年にノンホモ牛乳を製造したのがはじまり。学生サークル「うしぶ。」が中心になってミルクを搾っている。65℃で30分殺菌する低温殺菌牛乳(500ml122円)は自然な甘さでごくごく飲める。2013年からは甘さ控えめ、ミルキーな味わいの「畜大牛乳アイスクリーム」(1個150円)も製造。一部はオンラインショップでも購入できる。
帯広畜産大学生協 オンラインショップ


十勝絶景ポイント十勝の周遊でドライブがてら立ち寄りたいのが、十勝平野が一望できる絶景ポイント。展望台からの視界は360度。大雪・十勝連峰やパッチワーク状の田園風景が眼下に広がる。冬季は『メムロスキー場』の林間コースになっているため通行不可だが、春から秋にかけては車で展望台まで行くことができる。ただし、車一台通るのがやっとの細い道なのでご注意を。


エレゾとジビエと

エレゾ社本誌でも紹介した『エレゾ社』のラボから見える山の斜面では、遠目に見てもカラダの大きさがわかる三元豚が鳴き声を上げながら元気に走り回っている。一般的な飼育期間の3倍にあたる1年半を野山で過ごすそうで、責任者の金子将人さんは「冬はマイナス20℃を超えますが平気です。そういう育て方をしています」と話す。その放牧豚の肉を特製ソミュール液に漬け込み、数種のスパイスとほのかな辛みを添えて仕上げる「パストラミ・バスク」1000円は、どこまでもクリアな味わい。そのままでワインのお供に。バゲットに挟むのもおすすめだ。エレゾ社ちなみに、同社で使われている鹿などは、この道40年以上のベテラン猟師が頭か首を撃って一瞬で仕留め、素早くラボに運ばれたもの。的確な方法で処理された後、血液検査、寄生虫検査、農薬検査を経て、出荷または加工されている。オンラインショップで購入可能。
エレゾ社 オンラインショップ

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