【レポート】イタリアソムリエ協会主催のソムリエ養成講座を体験

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日本ソムリエ協会といえば、弊誌でもお馴染みの岡 昌治氏が会長を務める団体です。もちろんイタリアにもソムリエ協会はあります。イタリアソムリエ協会(AIS)の歴史は約50年。意外と新しい発足です。

これまで、このイタリアソムリエ協会認定の資格を取得するためには、本場・イタリアで受講する必要がありました。それでも、わざわざ熱心に渡航して受ける日本人受講者が多数いたことがきっかけで、イタリアソムリエ協会は今後、日本でも受講ができるようにプロジェクトを組むようになりました。そして今回、西日本で初めてとなるAIS(イタリアソムリエ協会)主催のソムリエ養成講座が「イタリア文化会館-大阪」で開催されるようになったのです。

9月中旬に5日間かけて行われたソムリエ養成講座では、AIS副会長のRoberto Bellini(ロベルト・ベリーニ)氏が通訳を通して、約10名の生徒に対しての講義を行っていました。

1)ワインのティスティング 2)ワインのレベル判定 3)食べ物とワインの関係 というように、ワインだけでなく、食べ物との関係を重視しているのがイタリアソムリエ協会の特徴です。「食には酒ありき」というライフスタイルが、イタリアらしいと感じました。具体的なカリキュラムとしては、ブドウ栽培学、ワイン醸造学、スプマンテ、テイスティングのテクニック–視覚による分析–、–嗅覚による分析–、味覚による分析–といった内容でした。

 

 

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AIS副会長のRoberto Bellini(ロベルト・ベリーニ)氏。この日、体験させていただいたのは発泡ワイン「スプマンテ」の講座。造り方の違い、特徴、ティスティングと、わかりやすく教えていただきました。

イタリア全土は20州に区分され、古くからの土着品種が残っています。この土着品種を生かしているのがイタリアワインの特徴です。昔ながらの製法を生かしながら、新しいテクノロジーを加えていったりと、温故知新の考え方を生かしているのも現在のイタリアワインの特徴の一つです。副会長のロベルトさんによると、「日本とイタリアは非常に似ている。歴史を大切にするところも一緒。日本食とイタリアワインの相性も非常にいいです。例えば、しゃぶしゃぶにはガヴィ、ピノビアンコなどがよく合います。たこ焼きなどはプロセッコなどを合わせてみてもいいでしょう。これからもイタリアの文化に深い興味を持っていただければ」と日本通のロベルトさんは語っておられました。

今後は春と秋の年2回、イタリアソムリエ養成講座が組まれることになりそうです。興味ある方は、是非、「イタリア文化会館-大阪」に問い合わせください。

 

イタリア文化会館-大阪

大阪市北区中之島2‐3‐18 中之島フェスティバルタワー17F
電:06-6229-0066(平日10:00〜18:00)
www.iicosaka.esteri.it
www.aisitalia.it